周波数分解能と分析上限周波数

■ 周波数分解能と分析上限周波数

 前回の記事 で気になった言葉を説明します.
 
 周波数分解能 分析上限周波数 です.
 
 まず,騒音を測定する方法を理解する必要があります.
 
 通常,騒音は精密マイクロフォンで測定します.原理はカラオケのマイクと
 同じです.『今の音は○○ホンです』とか?聞いたことありますよね.
 
 ”ホン”は音の大きさのレベルを表す単位ですが,工学的にはデシベル dB
 が利用されます.
 
 さて,マイクで測定するのは大きさです.高い音なのか低い音なのか?
 わかりません.
 
 そこで,その測定した音を周波数分析器と呼ばれる装置で分析します.
 つまり,測定した音が低い周波数から高い周波数まで,どのような成分で
 構成されているのか?を調べるのです.
 
 そのときに気をつけなければいけないのが,
 周波数分解能 と 分析上限周波数 です!
 
 マイクの測定量はアナログな電圧信号として得られます.
 周波数分析器ではその信号をAD変換器でサンプリングしてデジタルな値
 として取り込みます.
 
 そのとき,取り込んだデータ量の全時間によって周波数分解能が決定
 されます.それは,周波数成分を何Hzまで細かくして測定できるか?
 という値です.
 
 フーリエ解析を紐解くと,周波数分解能はデータ量の全時間の逆数となります.
 
 つまり,周波数分解能が10Hzならば,5Hzのときの値は不明という
 意味です.自然現象は連続的なので,推して知るべし!という所でしょうか.
 
 
 次に,分析上限周波数.これは,最高なん Hz まで調べますか?
 という意味です.サンプリング定理によって決定されます.
 
 つまり,アナログデータをAD変換器でサンプリングする際,サンプリング
 周波数が10kHzならば,分析上限周波数は半分の5kHzになります.
 
 ですから,あなたが音を10kHzまで分析したいのならば,サンプリング
 周波数は20kHzにする必要があるのです.
 
 以上は,現実的な測定装置でのお話です.
 
 

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dB) とは、ある基準電力すなわち単位時間当たりの仕事量に対する比の常用対数の値を10倍した単位である。本来は「ベル (単位)|ベル」(bel) の10分の1でデシベルであるが、ベルがそのまま用いられることは少なく、通常はデシベルが用いられる。音の強さ(音圧レベ

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