ドアミラー風切音とAピラーとの関連性

■ ドアミラー風切音とAピラーとの関連性
 
 ドアミラー風切音とAピラーとの関連性については,検討例がほとんどない.
  
 Aピラー周りの流れに関する一般的な知見からドアミラー騒音とAピラー
 との関連性について考えてみよう.
 
 まず,ピラー周りには縦渦と呼ばれる大規模な組織渦が形成されることが
 知られており,ピラー傾斜角によってはその縦渦がドアミラーにぶつかる
 ような流れ場が形成されるであろう.
 
 従って,ピラー傾斜角が大きい(立っているピラー)場合には,ピラーから
 の縦渦がドアミラーに衝突するような流れになるため,一般的にドアミラー
 騒音は大きくなると考えられる.
 
 この場合,ドアミラー全体を車両前方に出す,または下方に下げるなどが
 効果的な対策となってくる.
 
 また,ピラー傾斜角が小さい(寝ているピラー)場合には縦渦はドアミラー
 には衝突せず,したがってドアミラー騒音とAピラーとの関連性が薄れるの
 ではないかと考えられる.(以上もあくまで推測であり,詳細な検討はまだ
 なされていないようである.)
 
 また,ピラー諸元(傾斜など)によってドアミラー周りの流れは
 どのように変わるのか,それによって騒音はどうなるのか,相互作用は
 あるのか等,不明な点も多数あり今後の検討課題であると考えている.
  

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://kurikisouon.blog7.fc2.com/tb.php/29-7ad0419e

前頁へ  | HOME |  次頁へ


おすすめ電子ブック!

入門 空力騒音

最新の Lectures

本サイトの内容

スポンサードリンク