自動車技術 会誌11月号より (2006年 Vol.60 No.11)

特集「続・環境負荷物質を削減する」


環境負荷物質とは,2003年7月に施行された使用済み自動車に関する
EU指令によると,鉛・水銀・カドミウム・六価クロムをさします.
これらの物質は多くの自動車部品に使用され,耐久性・機能性・商品
性の向上に寄与しています.

さて,11月号で気になった記事を概観しましょう.

【自動車用バイオ燃料導入動向】--------

著者:後藤 新一,塩谷 仁 (独 産業技術総合研究所)


●バイオ燃料とは,バイオ,つまり生物資源由来の燃料のこと.

●バイオエタノールは,トウモロコシ,サトウキビ,小麦,大麦,テンサイな
 どから生産されます.ガソリンと混合してガソリンエンジンに利用します.
 2003〜2005年に産業総研にて走行試験が実施されたそうです.
 結果は自動車燃料として適用可能であるという結果が得られたとのこと.
 
 ブラジル・米国での利用が多いそうです.

●バイオディーゼル燃料とは,バイオ由来の油脂を化学処理して得られる燃料
 のこと.菜種油,ひまわり油,パーム油,大豆油が原料となっています.
 産業総研は,タイ国立研究所と共同でパーム油系バイオディーゼル燃料の研
 究を行っているとのこと.
 
 バイオディーゼル燃料の利用に関しては,欧州,米国,豪州,ブラジルが先
 進的だそうです.

●日本では,京都で取り組みが進んでいます.ゴミ収集車の100%がバイオ
 ディーゼル燃料です(220台).市バスも95台がバイオディーゼル燃料を利用
 しているそうです.

●バイオ燃料は,今後,政策的に導入が進められ,法整備も進みつつあります.
 京都議定書の発効に伴い,その重要性は増しております.
 今後,バイオ燃料の製造技術,適用技術の開発が急務と考えられます.


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(所感)

石油に代わる燃料が求められ続けていますね.自動車はこれから,電気自動車
へと歩みを進めてゆくのでしょうが,その電気をどうやって手に入れるか?

この部分で様々な工夫・試みがなされているんですよね.良く知られているも
のが燃料電池・太陽電池など.燃料電池のための燃料としてバイオ燃料が利用
できれば,石油から脱却できるんでしょうね.

最近,散歩していてパナホームの住宅を拝見しました.なんと,燃料電池を備
えてるんですよ.びっくりしました.


  

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化学の考察

燃料電池の開発段階に応じて、リン酸形燃料電池を第一世代型燃料電池、溶融炭酸塩形燃料電池を第二世代型燃料電池、固体酸化物形(固体電解質形)燃料電池を第三世代型燃料電池と呼称されていた時期もある(主として1980〜90年代)。しかしながら、固体高分子形燃料電池が開

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